2016年11月25日
横綱白鵬関の提案で、新入幕が決定した石浦関とバセドウ病と闘いながら十両に返り咲いた山口関を激励しようと白鵬関も加わり10月31日に鳥取で盛大にパレードが行われました。
『鳥取は地震で大変だが、元気な相撲を取ることで勇気を与えたい』と石浦関自身の誓いと被災された方への励ましのパレードだったと思います。
その誓い通り23日現在10勝1敗と大活躍。東北大震災の年、地元球団の楽天が優勝したように、自分のためだけではなく『地元の皆さんのチカラになりたい』という強い気持ちが結果として実証されることを目の当たりにし、人の役に立つことの尊さを改めて感じています。
倉吉の私たちも被災に負けず前を見ながら、石浦関の活躍を応援していきたいと思います。
石浦関は体重114キロで幕内では最軽量の力士です。大きな力士に勝つ相撲は観ていて痛快です。
テニスの錦織選手も身長は高くありませんが世界ランク5位で活躍しています。
あるとき『身長の低い選手でもトップにいけますか』との質問に『僕は背が高い方ではないし、強いサーブがあるわけでもないですが、他でカバーできる部分があると思います。僕の場合、フットワークやストロークでカバーし、それを強みとしていきたいと思います』と答えています。
ハンディを強みに変えて行く思考、行動、努力がビジネスにおいても人生においても大切な要素であることを肝に銘じていきたいと思います。
陶山 信幸