PRESIDENT BLOG社長ブログ

2018年10月11日

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 昨日金足農高の吉田投手がプロ志望を表明し、記者会見が行われる一方で、阪神の金本監督が最下位の責任をとって辞任。そして先日、読売ジャイアンツの高橋監督も3年優勝を逃がした責任をとって辞任を表明。
 結果が全てだとはいえ、球団を運営する社長、ひいては親会社の球団経営する首脳陣の責任はどうなのだろうと思ってしまいます。
江藤選手、金本選手、新井選手、大竹投手、前田投手、黒田投手が抜けた後も強い広島。
 長い年月をかけ、生え抜きの選手を育て、ようやく主軸として活躍すると、FAで他のチームに去っていく。引き留める資金がない広島は、生え抜きの新たな戦力を育てることに球団をあげて取り組んでいると聞きます。
 スカウトの目利き力もさることながら、球団として、5年後、10年後を視野に入れて、どのポジションを補強しなければならないかを仕組化し、若手の育成に取り組んでいるとのこと。
 一方、巨人はDeNAnの山口投手や、日ハムの陽岱鋼選手、など毎年大型補強を行い、ようやく育ってきた若手選手がやる気が失せるような補強をおこなっていることに、なぜ気が付かないのかと思ってしまいます。
 日本ハムも広島カープと同じように、若手が育つ仕組みに取り組んでいると、元二軍監督の白井一幸さんがトップリーダーという雑誌に載せておられました。
「私が選手だった1980年代、90年代はスパルタ球団でした。スパルタ対スパルタの戦いになると、戦力が高い方が圧倒的に有利です。同じようなスパルタ指導をしている限り、力のある選手が集まっている西武や巨人に、日ハムは勝てないのです。
 私がコーチになってから、強いチームとは指導法を変えることにしました。例えばミスをしても選手を怒らない。その代わりにこう繰り返したのです。
 『ミスをしたときは、今まで以上に元気を出して積極的にプレーしなさい。ミスをしないように、どんなに集中しても再びミスをするかもしれない。けれど、積極的にプレーすることは自分自身が意識さえすれば、必ずできるよね。それができていれば、私たちコーチは怒らない。ミスを受け入れます』
 ミスをしたら、一番ショックなのは本人です。でも萎縮してしまっては、また同じミスをする。大切なのは、どう気持ちを前に向かせるかです。
 考えれば当たり前のことです。萎縮して怖々とプレーするのと、元気を出して積極的にプレーするのと、どちらがいい結果を出すと思いますか。答えははっきりしています。
 指導方法が180度変わったことに、最初、選手たちは戸惑っていました。逆にミスをした後に落ち込んでいたら『どうした?元気出せ!』と言われる。
 そんな指導を続けると、ミスをしても選手がコーチの顔色をうかがわなくなりました。日本ハムは、ミスをすればするほど元気が増すチームになったのです。ミスをするとムードが暗くなるどころか、積極的に向かってくる。それって相手チームからすると、気味が悪くないですか。もう脅威です」と。
 
 広島カープや日本ハムの選手の姿を見ていると、生き生きとしています。チームワークの良さも感じます。
 生え抜きの若い選手が育つ仕組みは、個性や能力を伸ばしていく環境をつくっていくことだと学ばせてもらいました。

10月11日
陶山信幸 

担当:陶山 信幸

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