2021年1月1日をもって社長を交代することとなりました。
お施主様を始め、協力業者様、お取引をいただく企業様にご支援いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
2013年4月、湯梨浜町の自宅倉庫を改装し、スマートホームがスタートしました。7年8ヶ月走りに走ってきたように思います。
社長交代は、私が70歳の節目を迎えたということもありますが、それ以上にスタッフ全員の成長が著しく、交代の機が熟した感があるからです。
企業経営に携わるなかで多くを学びました。なかでも三つ挙げれば、
①未来の設計図を創る(会社のビジョン、個人の人生ビジョン)
3年先、5年先、10年先になりたい自分、なりたい会社、そしてなっている自分、なっている会社の姿が鮮明になることに重きをおきました。目標に向かっていく過程には、思わぬ困難や紆余曲折がありますが、起こる出来事はすべて意味があります。また、大変をいう字は大きく変わると書きます。大変なときこそ大きく変わるチャンスと捉えてきました。どうなりたいか、どうなったかは自分の強い想いと行動次第です。
②挑戦(トライ&エラーの繰り返し)
新たな価値を創造するためには挑戦です。挑戦しなければ新しいものは何も生まれません。挑戦こそが企業の生命線であると思っています。
先ずやってみる。やらないリスクほど大きいものはありません。計画、実行、チェック、改善を繰り返し、スピードもって実行してくことだと思います。
③市場動向を知り変化に対応
変化に対応するために、「捨てる」「やめる」「入れ替える」「足す」「創造する」をキーワードにしてきました。
「スマート1300」等の規格商品からスタートし、想いをカタチに自由設計「スマートフリー」の商品に切り換えてきました。そして建築家と創る家「グランワークス」の誕生。モデルハウスや建売モデルでの情報発信など、変化しながらの7年8ヶ月でした。
今、世界のトヨタでさえ市場の変化に大きな危機感を抱き変わろうとしています。少子化の波が押し寄せている状況下において、ますます市場を見ながらの変化が求められます。
スマートホームは多様性のある17名の人財が揃っています。
新社長を中心にどんな企業に成長していくのか、楽しみでワクワクします。
私は今後、オーナーの立場で側面から経営に参加し、支援(応援)の役割を果たしていきたいと思います。
社長ブログを長きに渡り、目を通していただいたことに感謝申し上げます。
次回、1月のブログを最後にしたいと思います。
ありがとうございました。
スマートホーム 陶山 信幸