巨人・坂本選手が2000本安打を達成した。31歳10か月での到達は史上2番目の年少記録。
「この瞬間を母親にも見せたかった。母もここまで僕がヒット打てるなんて思ってもいなかったと思う。一番応援してくれたのは母親。天国で今、喜んでくれているのかな。オフになったらお墓参りに行って「2000本打ったよ」と報告したいと手記が紹介されていた。
坂本選手のお母さんは、湯梨浜町はわい長瀬の出身。オフになり、もしかしたら坂本選手を見かけるかも知れません。
坂本選手は田中将大投手と少年野球でバッテリーを組んでいたことは有名です。野球でも、サッカーでも、ゴルフでもジュニアのころから好きなスポーツを始めます。楽しく練習することは大事だと思いますが、一段階ずつ上がるにつれ、厳しい練習に耐えなければなりません。
渋野日向子選手のコーチである青木翔氏が言っています。
「楽しいことだけでは、成長できないこともあります。一段上に行くためには、勇気を出してチャレンジしたり、きつい練習もしなくてはなりません。それを乗り越えるには『上手くなりたい』という気持ちが必要。これは『好き』や『楽しい』とは違い、覚悟を伴うものです。この覚悟を持って上手くなりたいと思った選手は強くなります。上手くなるにはどうすればいいのかを自分で考えるようになります」と
坂本選手はプロを目指し、ジュニア、中学生、高校生時代、プロに入ってからも想像に絶する厳しい練習を積み重ね、今の2000本安打があるのだと思います。
住宅の仕事においてもそうですが、宅建士、2級、1級建築士、インテリアコーディネーターなどの資格があります。その専門分野において資格の勉強は、プロとしての挑戦の一環です。自身のスキルを上げるための努力ができる人は明確な人生目標がある人だと思います。努力は人から言われて継続してできるものではありません。なりたい自分が明確になっているかどうか、それに向かって地道に努力し、継続できる人だと思います。また、仕事をする上で、いろんな困難にぶつかることは日常的にあります。困難を解決するための努力が「楽しい」と思える境地こそ、本当の楽しさだと思っています。
坂本選手の2000本安打は通過点、3000本安打を楽しみに応援していきたいと思います。