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STAFF BLOG 2023.08.19

軒出と植栽

軒出と植栽

建築コラム 第2弾は、外観に大きく関わる「軒出(のきので)と植栽」についてお話します。

まず「軒出」とは、”外壁のラインから出ている屋根の長さ”のことです。
軒のない家は、フラットでスッキリとした印象に。
近年は省エネ住宅の傾向もあり、軒をしっかり出す家も多くなってきました。
軒を出すメリットはいくつかありますが、なんと言っても、インパクトのある見た目がカッコいいですよね。

一般的な軒出の長さは、300mm〜900mmほど。
こちらのお家は1810mm出しています。理由はいくつかありますが、東側と西側にデッキと掃き出し窓を設けているため、西陽を考えての設計に。夏の太陽の位置、春〜秋の太陽の位置を計算して軒出の長さを設定しています。

そして、、、カッコいい家には外観に合わせた植栽も重要。
こちらのお家の植栽は、完成見学会に合わせて仮の植栽を植えています。
暑さに強い厳選された植栽でコーディネートして頂きました。

ウッドデッキ側の植栽には「苔」も。苔があると雰囲気が良いですね。


一般的には、苔を採用するとかなり費用がかかりますが・・・こちらは独自の製法で栽培しており、お求めやすい価格で楽しめるそうです。※今回ご協力いただいた会社様はTSUBAKI GARDEN DESIGN 様です

こちらのお家は現在、完成見学会開催中です。ご予約はこちら

外観のこだわりもご紹介。
全面板張り(杉鎧張り)の外壁。
これだけでもかなりのこだわりですが、玄関ドアも外壁に合わせた完全造作なんです。


既製品では馴染ませることが難しいですが、完全に馴染んでますよね😲
板張りはメンテナンスが大変では?というご質問を時折頂きますが、サイディングとさほど変わらないですよ☺️